教える人のためのデジタル情報ひろば活用法:福祉現場でのセキュリティとマイナンバーカード連携のポイント
支援する職員のためのデジタル情報ひろば
デジタル庁は、デジタル推進委員をはじめとする、デジタル機器やサービスに不慣れな方へきめ細かなサポートを行う人々向けに、関連情報をまとめて案内するページ「教える人のためのデジタル情報ひろば」を更新しました。
今回の更新では、スマートフォンやパソコン、マイナンバーカードを安全に利用するためのセキュリティに関する基本ポイントや、マイナポータルアプリからアップデートされた「マイナアプリ」の提供開始などが案内されています。現場で支援を行う職員が、正しい知識を得て利用者に寄り添うための情報が網羅されています。
カードの使い方から詐欺対策まで探せる
「教える人のためのデジタル情報ひろば」では、マイナンバーカードやマイナポータルの活用方法、そして安全なデジタル利用に関するコンテンツが整理されて提供されています。
主なポイントとして、マイナンバーカードの健康保険証利用(マイナ保険証)や運転免許証との一体化、スマートフォンへのマイナンバーカード機能の追加などが挙げられます。また、2026年8月25日からは従来のマイナポータルアプリが「マイナアプリ」へとアップデートされ、デジタル認証アプリとの統合により、行政手続きやオンラインの本人確認がさらにスムーズに行える環境が整えられています。
さらに、詐欺メールやサポート詐欺から身を守るための「セキュリティの基本10のポイント」も掲載されており、デジタル社会における安全対策の基礎が示されています。
利用者から操作の相談を受けたときに
福祉事業所の日々の運営や利用者支援において、マイナンバーカードやオンライン手続きの重要性は高まっています。利用者やそのご家族から、マイナ保険証の使い方や各種証明書の取得方法について相談を受ける機会も増えているのではないでしょうか。
事業所の事務手続きだけでなく、利用者支援の一環としても、正確で分かりやすいデジタル情報に触れておく必要があります。誤った認識やセキュリティ上のリスクを避けるためにも、公的な信頼できる情報源をもとに、適切な案内ができる体制づくりが求められます。

教える前にそろえたい安全な利用ルール
福祉現場においてデジタルツールやマイナンバーカード関連の情報を扱う際は、いくつかのポイントに留意することが大切です。
詐欺メールとパスワードの扱いを話し合う
スタッフ間および利用者に対して、詐欺メールへの警戒やパスワード管理といった基本的なセキュリティの重要性を共有します。デジタル庁が示すような信頼できる情報をもとに、安全な利用ルールを確認しましょう。
カードの更新手順は公式の案内で確かめる
マイナンバーカードの更新手続きや、スマートフォンへのカード追加方法など、日々アップデートされる行政の仕組みについて、職員自身が正しい手順を理解しておくことが重要です。
当社の視点:専任担当がいなくても備えられる
当社の視点から、今回の情報公開を踏まえた福祉現場でのIT活用について考察します。
専任のIT担当がいないときの情報収集
専任のIT担当者がいない小規模な福祉事業所であっても、デジタル庁の公開するような公式のまとめページを活用することで、無理なく最新のセキュリティ情報や制度の変更点をキャッチアップできます。
便利な道具にも、職員共通の安全ルールを
デジタル化の推進は業務効率化に欠かせませんが、それと同時にセキュリティ対策は不可欠です。基本ルールをスタッフ全員で共通認識として持つことが、トラブルを未然に防ぎます。
操作への不安に寄り添う説明を用意する
利用者やご家族の中には、スマートフォンの操作やマイナンバーカードの活用に不安を感じている方も少なくありません。支援者が正しい知識を持って優しくサポートすることで、行政手続きの負担軽減や利便性の向上につながります。
信頼できる資料を、身近な相談対応に役立てよう
「教える人のためのデジタル情報ひろば」を活用することで、福祉現場でも安心してデジタル化やマイナンバーカード連携に向き合うことができます。安全なセキュリティの基本を押さえつつ、利用者の暮らしを支える身近な相談役として、正確な情報を役立てていきましょう。